ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅さ維持

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅さ維持。2時時点では150.57円と24時時点(150.46円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.33%台まで上昇したほか、ダウ平均が600ドル近く上昇するなど米株がじり高となった。米金利上昇を受けたドル買いと、株高によるリスクオンの円売りで150.76円まで上昇。週足一目均衡表・雲の上限150.77円に迫った。

 ユーロドルはじり安。2時時点では1.0792ドルと24時時点(1.0799ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。ドルインデックスが104.44まで水準を上げるなどドルが底堅い。ユーロドルは上値の重さを嫌気して、1.0782ドルまで軟化した。

 ユーロ円は頭打ち。2時時点では162.49円と24時時点(162.50円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇にともなう円売りを後押しに162.82円まで上昇。しかしユーロドルの軟化もあって一時162.36円前後へ下押す場面もあった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.02円 - 150.76円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0858ドル
ユーロ円:161.10円 - 162.82円

(関口)
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