ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、いったん下げ止まり

 25日のニューヨーク外国為替市場でドル円はいったん下げ止まり。2時時点では149.77円と24時時点(149.72円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて円買いが強まり149.55円まで日通し安値を更新。しかし一目均衡表・基準線149.43円などがサポートとして意識されると下げ渋り、一時149.83円前後へ戻した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では1.0807ドルと24時時点(1.0813ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル下げ渋りもあって、ユーロ安・ドル高方向の動きが1.0797ドル前後まで進む場面もあった。

 ユーロ円は下落の流れが落ち着く。2時時点では161.86円と24時時点(161.90円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が日通し安値を更新すると、ユーロ円も連動して161.62円まで下値を探った。しかし、その後は下げ止まったドル円同様に揺り戻しが入り、161.93円前後へ戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.55円 - 150.94円
ユーロドル:1.0777ドル - 1.0830ドル
ユーロ円:161.62円 - 163.03円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。