東京外国為替市場概況・12時 ドル円、軟調

 31日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では148.89円とニューヨーク市場の終値(149.84円)と比べて95銭程度のドル安水準だった。期末・年度末の仲値公示に絡んで149.51円付近まで値を上げるも買いの勢いは続かず、その後はじり安で推移。しばらくは149円の節目を前に下げ渋るも、割り込むと21日以来となる148.73円まで下値を広げた。

 ユーロ円も軟調。12時時点では161.40円とニューヨーク市場の終値(162.25円)と比べて85銭程度のユーロ安水準だった。日経平均の下げが一服するも反応は薄く、ドル円の下げに連れて161.27円まで売られた。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0840ドルとニューヨーク市場の終値(1.0828ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でのドル安の影響を受けて1.0845ドルまで上昇後は、下押しを1.0830ドル前後に留めると1.0846ドルまで再び値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.73円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0846ドル
ユーロ円:161.27円 - 162.28円


(川畑)
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