東京マーケットダイジェスト・4日 円方向感ない・株安

ドル円:1ドル=145.85円(前営業日NY終値比▲0.21円)
ユーロ円:1ユーロ=161.66円(▲0.23円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1084ドル(△0.0032ドル)
日経平均株価:33780.58円(前営業日比▲955.35円)
東証株価指数(TOPIX):2482.06(▲86.55)
債券先物6月物:141.65円(△1.90円)
新発10年物国債利回り:1.160%(▲0.200%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>  <前回発表値>
2月家計調査(消費支出)
前年同月比   ▲0.5%    0.8%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は方向感が定まらない。朝方に145.55円まで下げた後は週末の5・10日(ゴトー日)とあって仲値にかけて146.41円まで反発した。午後に入ると日経平均株価が大きく下落したことで145.30円まで再び下げたが、昨日安値の145.20円がサポートとして意識されると146円台を回復するなど一進一退の動きとなった。

・ユーロ円も方向感がなかった。ドル円の動きにつれる展開となり、160.96-162.00円の間で上下に振れたが、大きなバイアスはかからなかった。

・ユーロドルは小幅高。米長期金利の低下を背景にユーロ買い・ドル売りが強まり、一時1.1108ドルと日通し高値を付けた。もっとも、1.11ドル台での滞空時間は短く1.10ドル台半ばまで伸び悩んだ。

・日経平均株価は続落。昨年8月5日以来、約8カ月ぶりの安値を更新した。引き続き米相互関税を受けて投資家のリスクセンチメントが悪化しており、本日も幅広い銘柄が売られた。

・債券先物相場は3日続伸。米大統領が発表した相互関税を受けてリスクオフムードが一段と高まるなか、安全資産とされる債券需要が急速に高まっている。

(越後)
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