東京外国為替市場概況・10時 ドル円 下げ渋る

 7日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋る。10時時点では145.82円とニューヨーク市場の終値(146.93円)と比べて1円11銭程度のドル安水準だった。週明け早朝からリスク回避の円買いが先行し、8時過ぎには一時144.82円まで下押した。ただ、先週末の安値144.56円を前に下げ渋ると早朝から急落した反動で145.80円台まで持ち直した。もっとも日経平均が一時2900円超安まで大幅続落するなど投資家のリスクオフムードが強いなか、上値の重い地合いは変わっていない。

 ユーロ円も売りが一服。10時時点では159.92円とニューヨーク市場の終値(160.91円)と比べて99銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様にクロス円の下げも一服した。ユーロドルの上昇は一服するも、ドル円の買い戻しを支えに160円手前まで持ち直した。

 ユーロドルは伸び悩む。10時時点では1.0966ドルとニューヨーク市場の終値(1.0956ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。リスク動向に敏感なオセアニア通貨に対しての上昇も支えに買い戻しが入るも、1.1000ドルを頭に上値が抑えられ1.09ドル半ばに押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.82円 - 147.12円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.1000ドル
ユーロ円:158.30円 - 161.13円


(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。