欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 下げが一服
4日の欧州外国為替市場でドル円は下げが一服。22時時点では145.60円と20時時点(145.10円)と比べて50銭程度のドル高水準だった。中国の対米報復関税報道を受けて20時過ぎに144.56円まで昨年10月2日以来の安値を更新した。下げが一服すると145円前半に持ち直して動きがいったん落ち着いたが、米雇用統計の発表後に145.60円台まで買い戻しが入った。一時3.85%台まで低下した米10年債利回りは3.93%台まで低下幅を縮小している。
3月米雇用統計は強弱まちまち。非農業部門雇用者数変化は予想を上回る22.8万人増となったが、失業率は4.2%と予想より悪化した。また、平均時給は前月比で予想通りの+0.3%となったが、前年比では+3.8%と予想以上に前月から伸びが鈍化した。
ユーロドルは買い戻しが一服。22時時点では1.1022ドルと20時時点(1.1030ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。米中関税合戦への警戒感で米長期金利が大幅低下し、1.1089ドル近辺まで買い戻しが入ったが、米雇用統計の発表後は1.10ドル前半に押し戻された。
ユーロ円は神経質な動き。22時時点では160.48円と20時時点(160.06円)と比べて42銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げが一服するなか、ユーロドルの買い戻しが支えとなり、159.59円を安値に一時161円台を回復した。ただ、ユーロドルの買い戻しの動きが失速すると160円前半に押し戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.56円 - 146.55円
ユーロドル:1.0965ドル - 1.1108ドル
ユーロ円:159.59円 - 162.00円
(金)
3月米雇用統計は強弱まちまち。非農業部門雇用者数変化は予想を上回る22.8万人増となったが、失業率は4.2%と予想より悪化した。また、平均時給は前月比で予想通りの+0.3%となったが、前年比では+3.8%と予想以上に前月から伸びが鈍化した。
ユーロドルは買い戻しが一服。22時時点では1.1022ドルと20時時点(1.1030ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。米中関税合戦への警戒感で米長期金利が大幅低下し、1.1089ドル近辺まで買い戻しが入ったが、米雇用統計の発表後は1.10ドル前半に押し戻された。
ユーロ円は神経質な動き。22時時点では160.48円と20時時点(160.06円)と比べて42銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げが一服するなか、ユーロドルの買い戻しが支えとなり、159.59円を安値に一時161円台を回復した。ただ、ユーロドルの買い戻しの動きが失速すると160円前半に押し戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.56円 - 146.55円
ユーロドル:1.0965ドル - 1.1108ドル
ユーロ円:159.59円 - 162.00円
(金)