東京外国為替市場概況・12時 ドル円 下落幅を縮小

 7日の東京外国為替市場でドル円は下落幅を縮小。12時時点では146.62円とニューヨーク市場の終値(146.93円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。週明け早朝の流動性が悪化しているなかの下振れが落ち着き、先週末のNY引けの水準へ少しずつ近づく動きが進行。時間外取引の米10年債利回りが週明けの動意再開後に3.86%台まで低下したところから一時3.95%台まで持ち直した動きも後押しとなり、ドル円は146.85円前後まで戻した。ただ、日経平均株価は寄り付き後3000円近く下落したところから1800円安付近まで下落幅を縮小したものの、依然として大幅安のまま2188円安で前引け。ドル円の上昇を限定している。

 ユーロ円も円買いの流れが緩和。12時時点では160.33円とニューヨーク市場の終値(160.91円)と比べて58銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上下にともなう円相場の流れに沿った動き。160.56円前後へ戻す場面があった。

 ユーロドルは下押し。12時時点では1.0935ドルとニューヨーク市場の終値(1.0956ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル持ち直しをにらんで重く推移。1.0920ドル付近まで水準を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.82円 - 147.12円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.1000ドル
ユーロ円:158.30円 - 161.13円

(関口)
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