ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、強含み

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。2時時点では147.94円と24時時点(147.56円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領から「中国は4月8日までに34%の関税引き上げを撤回しなければならない」などの発言が伝わると、米10年債利回りが一時4.05%台まで上昇幅を縮小すると共にドル円は147.10円台に下押すも一時的。その後は米10年債利回りが4.15%台まで再び上昇するのをながめ、全般ドル買いの流れとなる中で148.15円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは下げ一服。2時時点では1.0932ドルと24時時点(1.0921ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇を受けたドル買いの影響により下押すも、1.0900ドル手前では下げ渋り。売りの勢いが一服すると1.0930ドル台までやや値を戻した。

 ユーロ円は2時時点では161.74円と24時時点(161.16円)と比べて58銭程度のユーロ高水準だった。160.70円台まで下押し後に161.90円台まで切り返すなど、ドル円につれた動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.82円 - 148.15円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.1050ドル
ユーロ円:158.30円 - 162.37円


(川畑)
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