10日の主な要人発言(時間は日本時間)(1)

10日05:56 トランプ米大統領
「対中問題のエスカレートを懸念していない」
「対中関税のさらなる引き上げは想像できない」
「現在の市場は非常に好調だ」
11日02:41
「(株価下落について)見ていない」
「中国と合意できれば嬉しい」
「ロシア、ウクライナとの早期合意を期待」
「人質問題で進展あり」
「関税に関する最初の合意は間近」
「EUを貿易交渉における一つのブロックとして見ている」
「EUは米国を利用している」
「今のところ例外は検討していない」
「メキシコに打撃を与えるつもりはない」

10日05:57 ハマック米クリーブランド連銀総裁
「金利を誤った方向に動かすよりも待つ方が良い」
「金融政策は現在、やや引き締め的」
「市場は緊張しているように見えるが、機能している」
「必要ならマネーマーケットに参入する準備が出来ている」

10日06:42 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「利下げの基準は依然として高い」
「関税はインフレを引き起こす可能性があり、注視が必要」
「不確実性が経済の低迷を招く可能性」
「関税の一時停止が続けば、インフレへの影響は軽減されると予想」

10日06:44 ラトニック米商務長官
「カナダの鉄鋼、アルミニウム、自動車への関税は変更なし」
「トランプ大統領は習近平氏との会談を期待している」
「トランプ大統領が関税に関する貿易交渉を主導する」

10日07:28 カーニー加首相
「トランプ大統領が発表した相互関税の一時停止は世界経済にとって歓迎すべき息吹」
「米国が二国間交渉に応じる姿勢を示したことで、グローバル貿易システムの根本的な再構築が進む可能性」
11日00:23
「米国の関税が撤廃されるまで戦い続ける」
「金曜日に閣僚級会合を招集し、現在の状況について議論する」

10日09:09 中国商務省
「中EU間の貿易・投資・産業協力深化への意欲を表明」
「米国が一方的な相互関税を強行する場合、中国は断固として対抗」

10日10:12 加藤財務相
「米関税政策、日本の金融市場にも影響するため引き続き注視」
「経済対策、米関税政策の影響に万全期す方針で対応」
「米関税の一時停止、前向きに受け止めている」

10日15:21 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「最近のトランプ米大統領の政策を受けてドルの信認が低下している」
「トランプ政権の保護主義と予測不可能性は米経済にとって悪い要素」

10日15:52 フォンデアライエン欧州委員長
「関税について、EUは米国との建設的な協議に引き続き尽力」
「トランプ大統領の最新の決定は世界経済の安定に向けた重要な一歩」
「米国とのゼロ対ゼロ関税協定を一貫して主張してきた」
10日19:30
「米国との関税協議が不調に終われば、報復措置を講じる」

10日16:29 中国外務省
※米国関税について
「中国は米国と争いたくはないが、向かってくるならば恐れない」
「米国の主張は支持を得られず、失敗に終わるだろう」
「中国国民の正当な権利と利益が奪われるのを黙って見過ごさない」

10日19:35 ブロックRBA(豪準備銀行、RBA)総裁
「為替レートと米国の貿易相手国の反応を注視する」
「関税の予測不可能性は需要と供給への影響を評価するために、忍耐を要することを意味する」
「金利の道筋に関して決断するのは時期尚早」

※時間は日本時間


(中村)
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