10日の主な要人発言(時間は日本時間)(2)

10日22:17 ブリーデン英中銀(BOE)副総裁
「国債取引や市場ベースの金融におけるヘッジファンドの役割を注意深く監視」
「国債利回りは変動が激しい」
「債券市場は機能し続けている」
「リスク資産価格のさらなる急激な調整リスクは依然として高いと判断」
「英国の銀行システムは、状況が大幅に悪化したとしても、依然として経済を支える能力がある」

10日22:50 ローガン米ダラス連銀総裁
「関税に関連する価格上昇がインフレの持続を促さないようにすることが重要」
「より高いインフレ期待が定着すれば、物価安定への道は長くなり、経済の傷跡は深くなる」
「今のところ、FRBの政策スタンスは適切」
「予想以上に高い関税は失業とインフレの両方を上昇させる可能性が非常に高い」
「持続的なインフレの急上昇は、インフレ期待の上昇につながる可能性がある」
「インフレの持続性は、企業がコスト増加をどれだけ早く転嫁するか、そして長期的なインフレ期待がしっかりと維持されるかどうかにかかっている」

10日23:08 シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「関税は経済の不確実性を高めている」
「インフレに引き続き注力する意向。ただ、関税がインフレに一時的な影響しか及ぼさないとの見方には疑問」
「関税インフレは一時的なものだとは考えにくい」
「雇用と成長の見通しに対する下振れリスクが高まっている」

11日00:07 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事
「CPIレポートによると、インフレ率は低下した」
「政策の進展が経済にどのような影響を与えるか注視」
「関税が経済や産業にどのような影響を与えるかは不明」

11日01:15 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「FRBのスケジュールは市場のスケジュールではない」
「目標は結論を急ぐことではなく、一貫性を見出すこと」
「経済に関する確かなデータは非常に良好」
11日03:53
「FRBの政策変更のハードルは今やかなり高くなっている」
「FRBはあらゆる選択肢を検討すべき」
「現在の関税は短期的にはインフレを押し上げ、成長を阻害するだろう」

※時間は日本時間

(中村)
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