今日の株式見通し=堅調か 関税への警戒が後退して米国株は上昇
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は312ドル高の40524ドルで取引を終えた。トランプ大統領がスマートフォンや半導体などを相互関税の対象から除外すると発表したこと、自動車企業に対しても配慮した発言が出てきたことなどから概ね堅調に推移した。10年債利回りが大きく低下したことも株買いを後押しした。ドル円は足元143円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて125円高の34295円、ドル建てが240円高の34410円で取引を終えた。
米国で「トランプ関税」に対する警戒が和らぎ、株式市場が落ち着きを取り戻しつつあることから、日本株も米国株の上昇を素直に好感すると予想する。米10年債利回りの低下はハイテク株に追い風となる。米国では不動産株の動きが良く、日本の不動産株にも好影響が見込まれる。きのうの日経平均は終値では34000円を下回ったが、CME225からはスタートから34000円を大きく上回る展開が想定されるだけに、同水準は抵抗にはならなそう。直近で売り込まれた銘柄を中心に、押し目を拾う動きが活発になるだろう。日経平均の予想レンジは33900円-34600円。
(小針)
米国で「トランプ関税」に対する警戒が和らぎ、株式市場が落ち着きを取り戻しつつあることから、日本株も米国株の上昇を素直に好感すると予想する。米10年債利回りの低下はハイテク株に追い風となる。米国では不動産株の動きが良く、日本の不動産株にも好影響が見込まれる。きのうの日経平均は終値では34000円を下回ったが、CME225からはスタートから34000円を大きく上回る展開が想定されるだけに、同水準は抵抗にはならなそう。直近で売り込まれた銘柄を中心に、押し目を拾う動きが活発になるだろう。日経平均の予想レンジは33900円-34600円。
(小針)