東京外国為替市場概況・12時 ドル円、軟調

 16日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では142.71円とニューヨーク市場の終値(143.21円)と比べて50銭程度のドル安水準だった。時間外取引の米10年債利回りは4.33%台へ小幅に持ち直したところで戻りが鈍り、4.32%台へ下押し。ドル円は昼頃に142.65円と、昨日安値142.60円に近づいた。

 ユーロドルはじり高。12時時点では1.1327ドルとニューヨーク市場の終値(1.1282ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の戻りの鈍さが支えに。対円でのドル軟化をにらみつつ、1.1332ドルまでユーロ高・ドル安推移となった。

 ユーロ円はもみ合い。12時時点では161.59円とニューヨーク市場の終値(161.57円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの動きに挟まれ方向感が見定めにくい。この時間帯はユーロドルじり高の影響が波及して、161.82円まで上昇する場面もあった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.65円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1332ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.82円

(関口)
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