ドル円 142.80円OPの相場引き上げや下支え効果を引き続き注視

 ドル円は142.80円に観測されるオプション(OP)が17日NYタイム10時(日本時間23時)のカットオフ(期限切れ)に近づいていくなか、昨日は設定水準を下回ったところからの相場の引き上げや下支えの効果を示していたもよう。同ドル・プット(売り権利)OPが引き続き同様の影響を及ぼすか注視することになる。何度か同様の動きが繰り返される過程でカットオフ絡みのオペレーションが一巡したり、コール(買い権利)OPを組み合わせて利益確保を目的とした中立的なポジションに変化させたりすることもある点には留意したい。

(関口)
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