ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、再び買い優勢

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は再び買いが優勢。4時時点では145.67円と2時時点(145.38円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。米・中長期金利が上昇幅を広げた一方、日銀は追加利上げに慎重と見方が広がっており、日米金利差を意識したドル買い円売りが強まった。3時半前には145.73円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.1286ドルと2時時点(1.1291ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇で上値は重いものの、ユーロ円のユーロ買いに支えられた。そのため1.1280ドルを中心に方向感なく上下した。

 ユーロ円は堅調。4時時点では164.43円と2時時点(164.17円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。日銀の早期利上げ観測の後退、強含む米株などを受けた円売りが継続。1月7日高値164.55円に迫る164.46円までユーロ高円安が進んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.88円 - 145.73円
ユーロドル:1.1266ドル - 1.1341ドル
ユーロ円:161.81円 - 164.46円


(小針)
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