欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い一服

 7日の欧州外国為替市場でドル円は買いが一服。20時時点では143.25円と17時時点(143.17円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.33%台まで上昇したことに伴い、18時過ぎには143.46円まで本日高値を更新した。ただ、米10年債利回りはその後に4.30%台まで上昇幅を縮小したため、ドル円の買いも一服している。

 ユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.1366ドルと17時時点(1.1362ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇とともに1.1347ドル前後まで下押す場面があったが、その後は1.1360ドル台まで下げ渋るなど、積極的に下値を探る展開にはならなかった。

 ユーロ円は20時時点では162.81円と17時時点(162.68円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて一時163.02円まで上値を伸ばし、昨日高値の162.95円を上抜ける場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.42円 - 143.46円
ユーロドル:1.1326ドル - 1.1378ドル
ユーロ円:161.94円 - 163.02円

(岩間)
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