東京外国為替市場概況・12時 ドル円 神経質

 20日の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。12時時点では145.11円とニューヨーク市場の終値(144.86円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。加藤財務相は「ベッセント米財務長官との会談で、為替含め2カ国間の諸問題を議論する」と述べたことを手がかりに144.73円まで失速した。ただ、23日に開催で調整している日米関税交渉にベッセント米財務長官が欠席の見通しと報じられると、145.28円近辺まで切り返した。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では162.99円とニューヨーク市場の終値(162.82円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれた動きで安値の162.75円手前まで押し戻された後、163円前半に切り返した。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.1232ドルとニューヨーク市場の終値(1.1240ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。10時過ぎにドル円がドル売り・円買いが進んだことも支えに1.1251ドルまでじり高となったが伸び悩んだ。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.73円 - 145.51円
ユーロドル:1.1218ドル - 1.1251ドル
ユーロ円:162.75円 - 163.28円


(金)
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