東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、軟調

 22日午後の東京外国為替市場でユーロ円は軟調。17時時点では161.92円と15時時点(162.47円)と比べて55銭程度のユーロ安水準だった。独DAXが下落してスタートしたことでリスク回避の売りが進行。5月独サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が47.2と2022年11月以来の水準まで悪化したことも売りにつながり、一時161.81円まで下げ足を速めた。

 ドル円はさえない。17時時点では143.04円と15時時点(143.34円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。円安是正議論への警戒感が根深いうえ、欧州株安に伴う円買い圧力も高まったため一時143.01円まで下値を広げている。

 ユーロドルは17時時点では1.1320ドルと15時時点(1.1334ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。低調な独サービス部門PMI速報値を受けて1.1296ドルまで下げたが、ドル円が下落しているため、下値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:143.01円 - 144.40円
ユーロドル:1.1296ドル - 1.1345ドル
ユーロ円:161.81円 - 163.41円


(越後)
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