東京マーケットダイジェスト・23日 ドル安・株高

ドル円:1ドル=143.43円(前営業日NY終値比▲0.58円)
ユーロ円:1ユーロ=162.38円(▲0.07円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1321ドル(△0.0040ドル)
日経平均株価:37160.47円(前営業日比△174.60円)
東証株価指数(TOPIX):2735.52(△18.43)
債券先物6月物:138.74円(△0.09円)
新発10年物国債利回り:1.540%(▲0.020%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>  <前回発表値>
4月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比 3.5%      3.2%
4月全国CPI、生鮮食料品・エネルギー除く
前年同月比 3.0%      2.9%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。トランプ政権による大型減税を背景に米財政悪化懸念が一段と高まるなか、全般ドル売りが先行。目立った戻りも見られないまま、午後には一時143.34円まで下げ幅を広げた。米国市場が3連休前とあって持ち高を調整するドル売りも観測された模様。

・ユーロドルは強含み。米財政悪化懸念を背景としたドル売りが進んだ流れに沿った。一時1.1327ドルまで値を上げた。また、ポンドドルは4月英小売売上高が良好な内容だったことも買いを促し、一時1.3462ドルまで買い上げられた。

・ユーロ円はもみ合い。ドル絡みの取引が中心となったため、ユーロ円自体に方向感はなく162円台前半から半ばで推移した。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株に買いが入り指数は一時380円超上昇した。もっとも、週末を前に持ち高調整の売りが出るなど引けにかけては伸び悩んだ。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反発。足元で債券安が続いていた反動からショートカバーが先行し、一時138.89円まで値を上げた。


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。