ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、売り一服

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り一服。4時時点では142.80円と2時時点(142.63円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。一時142.61円まで下落した後はNY終盤に入ったこともあり下げ止まると、やや下げ渋っている。なお、米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「米経済活動は前回の報告からわずかに縮小した」「前回の報告以降、物価は緩やかなペースで上昇している」などの見解が示された。

 ユーロドルは高値圏でもみ合い。4時時点では1.1420ドルと2時時点(1.1433ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。NY後半とあって動きは鈍くなっているが、引き続き本日高値水準を保っている。

 ユーロ円は4時時点では163.08円と2時時点(163.08円)とほぼ同水準だった。163.04円まで下げた後も安値圏で戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.61円 - 144.38円
ユーロドル:1.1357ドル - 1.1435ドル
ユーロ円:163.04円 - 164.24円

(越後)
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