東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小高い
10日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では144.59円とニューヨーク市場の終値(144.57円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。144.65円まで小高く推移しており、5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた本邦実需勢の動向次第では昨日NY時間高値の144.77円や昨日高値の144.95円を目指す展開となるか。
また、米中貿易協議については会合場所がロンドンとあってアジア時間に協議の詳細が伝わる可能性は高くないが、市場が神経質になっていることもあって注意が必要となる。その他では米政府がトランプ大統領の関税措置継続を認めるよう高裁に要請した一方、米司法省は国際貿易の関税差し止めの判断を巡って執行停止の延長を要請したとの報道が伝わっており、米関税措置の行方にも注目しておきたい。
ユーロドルは小動き。8時時点では1.1423ドルとニューヨーク市場の終値(1.1422ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近での小動きとなった。米中貿易協議の行方を見極めたいとの思惑もあり、アジア時間は様子見ムードが強まりそうだ。
ユーロ円は8時時点では165.16円とニューヨーク市場の終値(165.12円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。8時過ぎに165.21円まで値を上げており、昨日高値の165.23円を視野に入れた動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.54円 - 144.65円
ユーロドル:1.1420ドル - 1.1429ドル
ユーロ円:165.05円 - 165.21円
(岩間)
また、米中貿易協議については会合場所がロンドンとあってアジア時間に協議の詳細が伝わる可能性は高くないが、市場が神経質になっていることもあって注意が必要となる。その他では米政府がトランプ大統領の関税措置継続を認めるよう高裁に要請した一方、米司法省は国際貿易の関税差し止めの判断を巡って執行停止の延長を要請したとの報道が伝わっており、米関税措置の行方にも注目しておきたい。
ユーロドルは小動き。8時時点では1.1423ドルとニューヨーク市場の終値(1.1422ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近での小動きとなった。米中貿易協議の行方を見極めたいとの思惑もあり、アジア時間は様子見ムードが強まりそうだ。
ユーロ円は8時時点では165.16円とニューヨーク市場の終値(165.12円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。8時過ぎに165.21円まで値を上げており、昨日高値の165.23円を視野に入れた動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.54円 - 144.65円
ユーロドル:1.1420ドル - 1.1429ドル
ユーロ円:165.05円 - 165.21円
(岩間)