東京マーケットダイジェスト・15日 円もみ合い・株まちまち

(15日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=138.96円(前営業日NY終値比横ばい)
ユーロ円:1ユーロ=139.26円(△0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0021ドル(△0.0003ドル)
日経平均株価:26788.47円(前営業日比△145.08円)
東証株価指数(TOPIX):1892.50(▲0.63)
債券先物9月物:149.29円(△0.06円)
新発10年物国債利回り:0.230%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.00500%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
5月第三次産業活動指数(前月比)    0.8%     1.2%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。日経平均株価が一時マイナス圏まで失速したことで138.77円まで下落したものの、その後に株価が反発するとクロス円の上昇とともに買い戻しが入った。もっとも、ここまでの本日高値は139.13円までにとどまっており、総じて139.00円挟みの狭いレンジ内推移が続いた。

・ユーロ円ももみ合い。10時前に139.01円まで下押ししたものの、その後は株高を支えに投資家のリスク志向改善を意識した買いが入り、一時139.53円まで値を上げた。一方で、昨日高値の139.77円が意識され、139円台半ばからは上値も重くなった。

・ユーロドルは小動き。足もとの相場下落に対する調整の買いが入り、一時1.0041ドルまで上昇する場面も見られたが、上値も限られた。

・日経平均株価は3日続伸。値がさ株の一角が上昇し、指数は一時210円超高まで上昇する場面もあったが、上値も重かった。世界的な景気減速懸念が意識されるなか、週末を前に利益確定や戻り待ちの売りなどが観測されたことで伸び悩んだ。

・債券先物相場は反発。昨日の米国債券相場が下落した流れから149円11銭まで売りが先行した。ただ、時間外で米長期金利が低下した影響もあり、一巡後は下値を切り上げる展開となった。

(岩間)
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