ドル円、下げ渋り 米長期金利も低下幅を縮小

 ドル円は下げ渋り。7月米購買担当者景気指数(PMI)速報値で総合とサービス部門が予想を大きく下回り、好況と不況の分かれ目とされる50を割り込むと、米景気後退への懸念が高まりドル売りが活発化した。23時30分前に一時135.57円と8日以来2週間ぶりの安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。一時は2.72%台まで低下した米10年債利回りが2.80%台まで低下幅を縮めたことでドル円にも買い戻しが入った。一目均衡表基準線が位置する135.78円がサポートとして意識された面もあった。0時43分時点では136.16円付近で推移している。

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。