今日の株式見通し-軟調か 米国ではスナップが暴落しSNS関連が大幅安

 東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は137ドル安の31899ドルで取引を終えた。動画共有アプリを展開するスナップが決算を受けて39%安と暴落。SNS関連に幅広く売りが波及した。S&Pグローバル総合PMIが50を下回り好不況の分かれ目になる50を割り込んだことも嫌気された。為替市場では円安(ドル高)の一服傾向が鮮明となっており、ドル円は足元136円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて250円安の27640円、ドル建てが225円安の27665円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押される展開を予想する。FOMCの手前でグロース系の銘柄が崩れたため、直近で楽観に傾いた分の反動が強めに出てくる可能性もある。日本株にとっては、ドル円が円高に傾斜している点も警戒ムードを高める要素となる。今週は米国の主力グロース株の決算発表も多い。きょうはイベント待ちの中で売りだけが急がれることになるだろう。日経平均の予想レンジは27550円-27800円
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