今日の株式見通し-小動きか 米国はまちまちで手掛かり難

 東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。ダウ平均は90ドル高の31990ドルで取引を終えた。FOMCの結果発表や主力グロース企業の決算発表を前に方向感に乏しい展開。ナスダックは小幅安ながら終日軟調で、ダウ平均とS&P500もプラス圏とマイナス圏を行き来した。ドル円は足元136円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて55円高の27755円、ドル建てが80円高の27780円で取引を終えた。

 米国動向から動きづらい展開を予想する。国内も主力企業の決算発表を先に控える状況で、大型株は手掛けづらい。米国株は先週金曜辺りから明らかに上値が重くなってきており、FOMCの内容は織り込み済みと言えるほど楽観ムードが漂っているわけではない。かといって米国株も崩れてはいないので、強気派、弱気派ともにこのタイミングでは何もできず、売買の低調が予想される。日経平均はきのうの後場は凪(なぎ)相場となったが、きょうも手掛かり難の中で早々にこう着感が強まるだろう。日経平均の予想レンジは27600円-27850円
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。