東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小幅安

 28日の東京外国為替市場でドル円は小幅安。8時時点では136.45円とニューヨーク市場の終値(136.57円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。昨日に今週注目イベントであった、米連邦公開市場委員会(FOMC)とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を通過し、値動きは鈍いものの、136.36円までやや売りが優勢となっている。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0202ドルとニューヨーク市場の終値(1.0200ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。昨日の米金融政策イベントを受けてドル安が進みユーロドルは反発したが、欧州の景気後退への懸念は根強く、下方向への警戒感は払しょくされていない。

 ユーロ円も動意薄。8時時点では139.21円とニューヨーク市場の終値(139.31円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。139円前半で小動きにとどまっている。米株の大幅高を受けて日経平均も堅調な動きが見込まれ、ユーロ円の下支えとなりそうだが、織り込まれた部分も大きく反応は限られそうだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.36円 - 136.58円
ユーロドル:1.0189ドル - 1.0205ドル
ユーロ円:139.13円 - 139.41円

(金)
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