ニューヨーク外国為替市場概況・28日 ドル円、大幅続落
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は大幅に続落。終値は134.27円と前営業日NY終値(136.57円)と比べて2円30銭程度のドル安水準だった。4-6月米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率0.9%減と市場予想(0.5%増)を下回り、2四半期連続のマイナス成長、景気後退(リセッション)入りとなったことをきっかけに急落。米中長期金利の急低下とともに節目の135円を割り込んだ。その後も戻りが鈍いまま、4時過ぎには一時134.20円と6月17日以来の安値を付けた。
なお、イエレン米財務長官は記者会見で「GDPはあくまで遅行指標であり、その先を見ることが重要」「大幅な景気減速と雇用喪失は見られない」「米金融当局はインフレ抑制で正しい措置を講じている」と前向きな見解を示した。
ユーロドルは反落。終値は1.0197ドルと前営業日NY終値(1.0200ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間には1.0114ドルまで下落する場面があったが、NY時間は総じて底堅い動きとなった。米長期金利の低下やドル円の下落に伴って買い戻しが入り、取引終盤には1.0200ドル前後まで持ち直した。
ユーロ円は反落。終値は136.90円と前営業日NY終値(139.31円)と比べて2円41銭程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からの売りの流れが継続。ドル円の下落につれた面もあり、一時136.38円まで売り込まれた。一方、ユーロドルが底堅く推移したため、引けにかけては136円台後半まで下げ幅を縮めた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.20円 - 136.58円
ユーロドル:1.0114ドル - 1.0234ドル
ユーロ円:136.38円 - 139.41円
(越後)
なお、イエレン米財務長官は記者会見で「GDPはあくまで遅行指標であり、その先を見ることが重要」「大幅な景気減速と雇用喪失は見られない」「米金融当局はインフレ抑制で正しい措置を講じている」と前向きな見解を示した。
ユーロドルは反落。終値は1.0197ドルと前営業日NY終値(1.0200ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間には1.0114ドルまで下落する場面があったが、NY時間は総じて底堅い動きとなった。米長期金利の低下やドル円の下落に伴って買い戻しが入り、取引終盤には1.0200ドル前後まで持ち直した。
ユーロ円は反落。終値は136.90円と前営業日NY終値(139.31円)と比べて2円41銭程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からの売りの流れが継続。ドル円の下落につれた面もあり、一時136.38円まで売り込まれた。一方、ユーロドルが底堅く推移したため、引けにかけては136円台後半まで下げ幅を縮めた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.20円 - 136.58円
ユーロドル:1.0114ドル - 1.0234ドル
ユーロ円:136.38円 - 139.41円
(越後)