ニューヨーク外国為替市場概況・29日 ドル円、3日続落
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続落。終値は133.27円と前営業日NY終値(134.27円)と比べて1円程度のドル安水準だった。欧州序盤に132.51円まで下げた後は、米中長期金利の上昇につれてショートカバーが進み、NY序盤もその流れを引き継いだ。6月米個人消費支出(PCE)や同PCEコアデフレーターなどが予想を上回る結果となったことが分かると買い戻しが加速。22時過ぎには一時134.59円付近まで買い上げられた。
一方、朝方の高値134.68円には届かず一巡後は米10年債利回りが一転低下に転じたため戻り売りの展開へ。目立った反発もないまま、取引終了間際には133.21円近辺まで押された。
ユーロドルは反発。終値は1.0220ドルと前営業日NY終値(1.0197ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米中長期金利の上昇や良好な米インフレ指標を受けて22時過ぎには1.0146ドルと日通し安値を更新した。一方、その後に米金利が一転低下したため1.0220ドル台まで切り返した。
ユーロ円は続落。終値は136.16円と前営業日NY終値(136.90円)と比べて74銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が反発したことにつれて136.70円台まで上昇した後、ドル円が失速すると135円台後半まで下押しした。一方、ユーロドルが底堅さを維持したため下値も限定的だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.51円 - 134.68円
ユーロドル:1.0146ドル - 1.0254ドル
ユーロ円:135.55円 - 137.33円
(越後)
一方、朝方の高値134.68円には届かず一巡後は米10年債利回りが一転低下に転じたため戻り売りの展開へ。目立った反発もないまま、取引終了間際には133.21円近辺まで押された。
ユーロドルは反発。終値は1.0220ドルと前営業日NY終値(1.0197ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米中長期金利の上昇や良好な米インフレ指標を受けて22時過ぎには1.0146ドルと日通し安値を更新した。一方、その後に米金利が一転低下したため1.0220ドル台まで切り返した。
ユーロ円は続落。終値は136.16円と前営業日NY終値(136.90円)と比べて74銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が反発したことにつれて136.70円台まで上昇した後、ドル円が失速すると135円台後半まで下押しした。一方、ユーロドルが底堅さを維持したため下値も限定的だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.51円 - 134.68円
ユーロドル:1.0146ドル - 1.0254ドル
ユーロ円:135.55円 - 137.33円
(越後)