東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 1日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では132.55円と12時時点(132.40円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。132円手前で下げ止まってからの買い戻しは昼過ぎも継続され、132円半ばを超えると132.76円まで上げ足を速めた。日足一目均衡表・雲の上限132.82円には届かずに132.40円割れまで失速する場面はあったが、15時頃にかけて再び132.60円近辺まで下値を切り上げた。
 なお時間外の米10年債利回りは前週引け水準の上で推移したが、米金利に対するドル円の反応は鈍かった。

 ユーロ円は上値が重い。15時時点では135.41円と12時時点(135.58円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が戻り高値をつけたタイミングで135.79円付近まで反発。もっともその後は135.30円台まで売り押されるなど、先週からの下落トレンドは継続された。日経平均は191円高で引けたが、株高に対するユーロ円の反応は弱かった。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0216ドルと12時時点(1.0240ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ安水準だった。ドルが対円で強含んだ影響を受けて伸び悩み、欧州勢が参入するにつれて1.0210ドル台でじり安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.07円 - 133.56円
ユーロドル:1.0205ドル - 1.0241ドル
ユーロ円:135.15円 - 136.34円


(小針)
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