東京外国為替市場概況・12時 ドル円、売り一服

 1日の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。12時時点では132.40円とニューヨーク市場の終値(133.27円)と比べて87銭程度のドル安水準だった。市場では「海外短期勢から断続的な売りが観測された」との指摘もあり、仲値後も下値を探る動きが継続。前週末安値の132.51円を下抜けて、一時132.07円と6月16日以来の安値を更新した。ただ、節目の132.00円手前ではいったん下げ止まり、その後は急ピッチで値を下げてきた反動から132円台半ばまで下値を切り上げた。

 ユーロ円も売りが一服。12時時点では135.58円とニューヨーク市場の終値(136.16円)と比べて58銭程度のユーロ安水準だった。ドル円主導で円が全面高となった流れに沿って、一時135.15円まで下押しした。もっとも、一巡後はドル円と同様に買い戻しが入り、135.60円台まで下げ渋った。

 ユーロドルは強含み。12時時点では1.0240ドルとニューヨーク市場の終値(1.0220ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。対円などでドル安が進んだ影響から1.0241ドルまで買いが入った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.07円 - 133.56円
ユーロドル:1.0205ドル - 1.0241ドル
ユーロ円:135.15円 - 136.34円

(岩間)
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