米国債市場概況・2日 10年物国債利回り、2.75%に上昇
2日の米国債券相場で長期ゾーンは5営業日ぶりに大幅反落。表面利率2.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.18%高い(価格は安い)2.75%で終えた。ペロシ米下院議長の台湾訪問で、米中間の緊張が激化するとの懸念から買いが先行したものの、米連邦準備理事会(FRB)高官らのタカ派的な発言が伝わると、FRBが利上げペースを緩めるとの見方が後退し一転売りが優勢となった。
(中村)
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