ユーロドル、1.0200ドル・1.0300ドルの節目に大きめのOPあり

 本日の注目は米雇用統計。ユーロドルは発表にむけてオプションがある程度仕込まれているため、オプション設定の水準近辺まで動いた場合はその辺りでもみ合いになる可能性もある。

 上値では本日カットの1.0300ドルのオプションのアマウントが大きい。今週2日にドル円の下落時に連れてドル売り・ユーロ買いになったが、ユーロドルの高値は1.0294ドルまでだった。1.0300ドルのオプションに絡んだ売りが入っていた可能性も高そうだ。また、同水準では本日以外に9日のNYカットも観測される。1.0300ドルを超えるとオーダーは薄くなるものの、次の重要な節目1.0400ドルに再び大きめのオプションがあることが気になる。

 下サイドも1.0200ドルに本日カットの大きめのオプションが見受けられる。昨日も同水準でもみ合いになったが、日付を跨いだ後に買いの勢いが増した。本日もユーロドルが弱含んだ場合には、同水準前後は買いが出てきても不思議ではないだろう。

(松井)
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