欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上昇

 5日の欧州外国為替市場でドル円は上昇。22時時点では134.66円と20時時点(133.13円)と比べて1円53銭程度のドル高水準だった。ドル円は好調な米7月雇用統計を受けて、米10年債利回りが一時2.8%台まで上昇したことで、一時134.85円まで上昇した。
 7月米雇用統計は、失業率が3.5%(予想3.6%)、非農業部門雇用者数は前月比+52.8万人(予想:+25万人)、平均時給は前月比+0.5%、前年比+5.2%と発表され、好調な労働市場が示された。

 ドル/カナダドルは、7月カナダ新規雇用者数変化が前月比-3.06万人、7月米非農業部門雇用者数変化が前月比+52.8万人だったことで、1.2964カナダドルまでカナダドル安に推移した。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0157ドルと20時時点(1.0236ドル)と比べて0.0079ドル程度のユーロ安水準だった。好調な米7月雇用統計を受けて、米10年債利回りが一時2.8%台まで上昇したことで、一時1.0154ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は強含み。22時時点では136.78円と20時時点(136.27円)と比べて51銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れ高となり、一時137.03円まで上値を伸ばした。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.52円 - 134.85円
ユーロドル:1.0154ドル - 1.0252ドル
ユーロ円:135.81円 - 137.03円


(山下)
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