ドル円、一転下落 FRB議長の講演終了で

 ドル円は一転下落した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議での講演で「9月の利上げ幅はデータ次第」との見解を示した一方、「早急な緩和のリスクを歴史が警告」と発言すると、一時137.34円まで急上昇したもののすぐに失速した。パウエル氏の講演が終了すると「材料出尽くし」として再びドル売りが優勢となり、一時136.23円と日通し安値を更新した。

(中村)
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