ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、軟調

 26日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は軟調。2時時点では137.05円と24時時点(137.49円)と比べ44銭程度のユーロ安水準だった。ダウ平均が670ドルを超える下落となるなど、当面は高金利が続くとの見方を嫌気して米株安。リスクオフの動きから、クロス円は円高推移となった。ユーロ円は一時136.98円前後まで下落と137円割れ。豪ドル円も94.74円、NZドル円は10日以来の安値84.31円まで売られるなど、リスクに敏感なオセアニア通貨の下げも目立った。

 ユーロドルもさえず。2時時点では0.9979ドルと24時時点(1.0014ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ安水準だった。各通貨ともリスクオフの意識から対ドルでも軟調。ユーロドルは0.9975ドルまで下落。豪ドルも対ドルで一時0.6901ドル、NZドルは7月19日以来の安値0.6143ドルまで下値を広げた。

 ドル円は不安定に振幅。2時時点では137.33円と24時時点(137.29円)と比べ4銭程度のドル高水準だった。一時137.45円まで上昇。しかし、米金融引き締めが続くとの見方は根強いものの、米株の急落もあって米10年債利回りが3.006%前後まで低下する場面もあるなど、対円でドルを素直に買いにくい状態だった。リスクオフの円買いもあって、ドル円は137円台を中心としたレンジで上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.23円 - 137.45円
ユーロドル:0.9947ドル - 1.0090ドル
ユーロ円:136.09円 - 137.97円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。