ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ユーロ円、堅調

　16日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は堅調。24時時点では136.78円と22時時点（136.52円）と比べて26銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、みずほ銀行が日銀に預けている当座預金の一部にマイナス金利が適用されたことを明らかにしたことも円を売る動きにつながった。24時前に一時136.92円と日通し高値を更新した。
　ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時162.75円、豪ドル円は94.48円、NZドル円は85.31円、カナダドル円は104.61円、スイスフラン円は141.83円まで値を上げた。

　ユーロドルは底堅い。24時時点では1.0179ドルと22時時点（1.0143ドル）と比べて0.0036ドル程度のユーロ高水準だった。欧州金利の上昇を手掛かりにユーロ買い・ドル売りが優勢になると、一時1.0195ドルと本日高値を付けた。

　ドル円は上値が重い。24時時点では134.37円と22時時点（134.59円）と比べて22銭程度のドル安水準だった。全般円売りが進んだ流れに沿って一時134.68円と日通し高値を付けたものの、対ユーロなどでドル売りが強まると伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：132.95円　-　134.68円
ユーロドル：1.0123ドル　-　1.0195ドル
ユーロ円：134.95円　-　136.92円

（中村）