29日の主な要人発言(時間は日本時間)

29日09:06 シュナーベルECB専務理事
「世界の中銀は、景気後退恐れず強力なインフレ対応を行うべき」
「各中銀は、物価圧力が弱まる方向の兆しが出てきても手を緩めてはならず、逆に物価上昇率を素早く目標に収める強い決意を発信するべき」
「現在の物価高が経済主体の予想に定着する可能性とそのコストは不快なほど高く、そうした環境の下で中銀はしっかりと行動することが求められる」

29日10:27 ジョーダンSNB(スイス国立銀行)総裁
「スイス中銀の物価安定の定義を現行の『消費者物価指数(CPI)上昇率で年率2%未満』から修正する必要は見当たらない」
「物価目標を引き上げる方向で修正すれば、予想される物価上昇率や実際のインフレ率の押し上げにつながる」
「為替介入などの非伝統的な金融政策手段に頼る必要は低減するが、インフレ目標が大きく上がると物価安定の確保とは相いれなくなる」
「スイスではインフレ高進は納得されないし、受け入れられもしないはずだ」

29日21:47 フォンデアライエン欧州委員長
「電力市場への緊急介入を準備」

29日22:13 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「インフレは短期的に高止まりすると予想」
「長期的なインフレ期待は2%近辺にとどまる」
「最悪のシナリオはインフレ期待のアンカリング」

※時間は日本時間


(中村)
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