東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、強含み

 30日午後の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。17時時点では1.0028ドルと15時時点(1.0000ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロスイスフランが8月半ば以降レジスタンスとなっていた0.9700フランを上抜けて0.9747フランと10日高値に面合わせする動きを見せると、その他通貨に対してもユーロ高が波及。独DAXをはじめ欧州株が上昇していることも支えとなり、昨日高値の1.0029ドルを上抜けて1.0034ドルまで値を上げた。

 ユーロ円は買い戻し。17時時点では138.84円と15時時点(138.49円)と比べて35銭程度のユーロ高水準だった。16時過ぎに138.26円まで下押しする場面があったが、その後は対スイスフラン主導のユーロ高に沿ったほか、欧州株高も買いを促し、一時138.90円まで反発した。

 ドル円は17時時点では138.45円と15時時点(138.48円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。欧州序盤はユーロが相場の中心となったため、ドル円自体は138円台半ばを中心に方向感が出ていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:138.35円 - 138.78円
ユーロドル:0.9982ドル - 1.0034ドル
ユーロ円:138.26円 - 138.90円


(越後)
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