東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、底堅い

 2日午後の東京外国為替市場でユーロドルは底堅い。17時時点で0.9988ドルと15時時点(0.9971ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。欧州の天然ガス価格の指標とされるオランダTTFガス先物が売り優勢となり、欧州景気減速への過度な警戒感が後退。強含む欧州主要株も支援材料に、一時0.9996ドルまで日通し高値を更新した。

 ユーロ円はじり高。17時時点では140.08円と15時時点(139.92円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。欧州株高を好感したユーロ買いで昨日抑えられた140.00円超えに成功し、7月22日以来の高値となる140.16円まで上昇した。

 ドル円は上昇一服。17時時点では140.24円と15時時点(140.33円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。15時過ぎにつけた約24年ぶりの高値140.43円から一時140.14円付近まで上値を切り下げた。米長期金利が低下したことを受けた売り戻し。その後は140.20円台まで持ち直すも、方向感のない動きが続いた。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.87円 - 140.43円
ユーロドル:0.9943ドル - 0.9996ドル
ユーロ円:139.26円 - 140.16円


(小針)
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