ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、底堅い

 2日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い動き。24時時点では1.0026ドルと22時時点(1.0010ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが一時3.17%台まで低下するとユーロ買い・ドル売りがじわりと強まった。8月米雇用統計発表直後に付けた1.0029ドルを上抜けて一時1.0030ドルと日通し高値を更新した。

 ドル円は頭が重い。24時時点では140.02円と22時時点(140.58円)と比べて56銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となり、一時139.96円付近まで下押しした。7月米製造業新規受注が予想より弱い結果となったことも相場の重し。
 足もとで相場上昇が続いたあとだけに、米国の3連休を控えた週末を前にポジション調整目的の売りも出たようだ。

 ユーロ円は下値が堅い。24時時点では140.40円と22時時点(140.71円)と比べて31銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出て一時139.92円付近まで下押ししたものの、そのあとはユーロドルの上昇につれた買いが入り140.47円付近まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.87円 - 140.80円
ユーロドル:0.9943ドル - 1.0030ドル
ユーロ円:139.26円 - 140.75円


(中村)
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