東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、底堅い

 6日の東京外国為替市場でユーロ円は底堅い。12時時点では139.89円とニューヨーク市場の終値(139.61円)と比べ28銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価は小幅安へ転じる場面もあったが、中国株が続伸。クロス円は総じて円安傾向を維持し、ユーロ円は139.97円まで本日のレンジ上限を広げた。

 ユーロドルは上昇一服。12時時点では0.9958ドルとニューヨーク市場の終値(0.9929ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ高水準だった。堅調なポンドへ連れ高となって買われた流れは一巡。0.9971ドルまで小幅に上値を伸ばしたところでいったん頭打ち気味。

 ドル円は下げ渋り。12時時点では140.47円とニューヨーク市場の終値(140.60円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。圧迫要因となっていたポンドやユーロに対するドル売りの勢いが緩んだ。ドル円は、前週末3.387%付近で引けた米2年債利回りが、時間外取引で3.44%台まで上昇したことも支えとなり、140.50円台へ戻して推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.25円 - 140.63円
ユーロドル:0.9925ドル - 0.9971ドル
ユーロ円:139.56円 - 139.97円

(関口)
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