ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、しっかり

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。24時時点では142.70円と22時時点(142.37円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時3.3492%前後と6月16日以来の高水準を付けると、円売り・ドル買いが先行。8月米ISM非製造業指数が56.9と予想の55.1を上回ると全般ドル買いが活発化し、一時142.90円と1998年8月以来約24年ぶりの高値を更新した。

 ユーロドルは24時時点では0.9904ドルと22時時点(0.9901ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だったが、米金利上昇などを手掛かりに全般ドル買いが強まると一時0.9864ドルと2002年6月以来約20年ぶりの安値を更新した。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時110.55と2002年6月以来の高値を付けた。

 ユーロ円は堅調。24時時点では141.33円と22時時点(140.96円)と比べて37銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入り一時141.52円まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.25円 - 142.90円
ユーロドル:0.9864ドル - 0.9986ドル
ユーロ円:139.56円 - 141.52円


(中村)
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