欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、じり高

 13日の欧州外国為替市場でユーロドルはじり高。20時時点では1.0179ドルと17時時点(1.0147ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。原油先物価格の上昇などを受けて対資源国通貨でドル安が進んだことを支援に、1.0180ドルまで値を上げた。9月独ZEW景況感指数が予想を下回った影響は限定的だった。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では144.62円と、17時時点(144.34円)と比べて28銭程度のユーロ高水準だった。じり高となったユーロドルの地合いに連動。欧州株の底堅い推移も支援となり、144.60円台へ戻した。

 ドル円は小安い。20時時点では142.07円と17時時点(142.25円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。NYタイムに注目の米消費者物価指数(CPI)発表を控えるなか、大きな動きではないが142.03円まで小幅に下値を広げた。対ユーロなどのドル弱含みが重しとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.03円 - 142.86円
ユーロドル:1.0118ドル - 1.0180ドル
ユーロ円:144.15円 - 144.76円

(関口)
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