欧州外国為替市場概況・22時 ユーロ円、軟調

 16日の欧州外国為替市場でユーロ円は軟調。22時時点では142.66円と20時時点(143.00円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。時間外のダウ先物が400ドル超安まで下げ幅を広げ、欧州株も軒並み下落するなかでリスクオフの円買い・ユーロ売りが強まった。一時142.51円と本日安値を付けた。

 ユーロドルも戻りが鈍い。22時時点では0.9955ドルと20時時点(0.9985ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。欧米株価指数の軟調推移を横目に円買いとドル買いが強まった影響からユーロドルの反発力は弱く、0.99ドル台半ばでの推移となっている。

 ドル円は下げ渋り。22時時点では143.29円と20時時点(143.20円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。株安や一時低下に転じた米10年債利回りを受けて143円を割り込む場面があったが、ドルが底堅く推移した影響から一巡後は143.30円台まで持ち直している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.83円 - 143.69円
ユーロドル:0.9945ドル - 1.0012ドル
ユーロ円:142.51円 - 143.55円


(越後)
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