ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、堅調
16日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.0030ドルと22時時点(0.9955ドル)と比べて0.0075ドル程度のユーロ高水準だった。米ミシガン大学が発表した9月消費者態度指数(速報値)が59.5と予想の60.0を下回ったほか、併せて発表した消費者の期待インフレ率が昨年来の低水準を付けたことで米長期金利が低下。ドル売りで反応した。24時前には一時1.0036ドルと日通し高値を更新した。
なお、消費者の期待インフレ率は1年先が4.6%と昨年9月以来最低を更新したほか、5年先が2.8%と予想の2.9%を下回り昨年7月以来最低を更新した。
ドル円は頭が重い。24時時点では142.96円と22時時点(143.29円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。米消費者態度指数や期待インフレ率の結果を受けて米10年債利回りが低下に転じるとドル売りが強まった。23時30分過ぎには142.87円付近まで下押しした。
なお、市場では「来週20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%利上げの可能性が高まった」との声が聞かれた。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、1.00%の利上げ確率が16%近辺まで低下した。
ユーロ円は下値が堅い。24時時点では143.40円と22時時点(142.66円)と比べて74銭程度のユーロ高水準。21時過ぎに一時142.51円と日通し安値を付けたものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると143.43円付近まで持ち直した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.83円 - 143.69円
ユーロドル:0.9945ドル - 1.0036ドル
ユーロ円:142.51円 - 143.55円
(中村)
なお、消費者の期待インフレ率は1年先が4.6%と昨年9月以来最低を更新したほか、5年先が2.8%と予想の2.9%を下回り昨年7月以来最低を更新した。
ドル円は頭が重い。24時時点では142.96円と22時時点(143.29円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。米消費者態度指数や期待インフレ率の結果を受けて米10年債利回りが低下に転じるとドル売りが強まった。23時30分過ぎには142.87円付近まで下押しした。
なお、市場では「来週20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%利上げの可能性が高まった」との声が聞かれた。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、1.00%の利上げ確率が16%近辺まで低下した。
ユーロ円は下値が堅い。24時時点では143.40円と22時時点(142.66円)と比べて74銭程度のユーロ高水準。21時過ぎに一時142.51円と日通し安値を付けたものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると143.43円付近まで持ち直した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.83円 - 143.69円
ユーロドル:0.9945ドル - 1.0036ドル
ユーロ円:142.51円 - 143.55円
(中村)