東京外国為替市場概況・12時 ドル円、弱含み

 23日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。12時時点では142.01円とニューヨーク市場の終値(142.39円)と比べて38銭程度のドル安水準だった。東京市場が休場にも関わらず、本邦通貨当局や大手邦銀が円買い介入の臨戦態勢にある、との市場筋の噂を嫌気して、一時141.77円まで下値を広げた。

 ユーロ円も弱含み。12時時点では139.57円とニューヨーク市場の終値(140.08円)と比べて51銭程度のユーロ安水準だった。米中の株価指数が小幅ながらもマイナス圏で軟調に推移したことで、一時139.54円まで下値を広げた。
 ポンド円は159.52円、豪ドル円は94.05円、NZドル円は82.84円までじり安に推移した。

 ユーロドルは弱含み。12時時点では0.9828ドルとニューヨーク市場の終値(0.9836ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。円絡みの取引が中心となったため、ユーロドル自体は0.98ドル前半から半ばで方向感が出なかったものの、一時0.9825ドルまで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.77円 - 142.59円
ユーロドル:0.9825ドル - 0.9852ドル
ユーロ円:139.54円 - 140.27円

(山下)
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