ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下値が堅い

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅かった。4時時点では142.47円と2時時点(142.36円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。2時30分頃に142.10円付近まで下押す場面もあったが、上昇基調を維持する米・中長期債利回りを眺めながら下値を切り上げた。小幅に上下する時間が続いたものの、4時頃には142.50円まで強含んだ。
 なお米2年債利回りは4.12%前後で推移し、同10年債利回りは再び3.70%台に乗せた。

 ユーロ円は下げ渋り。4時時点では140.07円と2時時点(140.08円)と比べて1銭程度のユーロ安水準。3時半前に139.91円近辺まで下押ししたが、ドル円の上昇につれて140円台を回復した。

 ユーロドルは伸び悩み。4時時点では0.9830ドルと2時時点(0.9839ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。0.9852ドルを戻りの高値に0.9830ドルまで上値を切り下げた。米金利の水準の高さが重しとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.36円 - 145.90円
ユーロドル:0.9809ドル - 0.9907ドル
ユーロ円:138.71円 - 143.70円


(小針)
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