ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、堅調

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。2時時点では144.39円と24時時点(144.07円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えるなか、米2年債利回りが4.01%後半まで上昇幅を拡大。米金利高を背景にドル買いが進み、ロンドン昼過ぎにつけた144.21円を上抜けて144.40円まで日通し高値を更新した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では0.9869ドルと24時時点(0.9879ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。24時過ぎには0.9867ドルまで下押すも、6日安値0.9864ドルを前に一旦下げ止まった。ただ戻しも0.9885ドル前後までであり、高止まる米金利が重しとなって2時頃には0.9866ドルまで売られた。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では142.54円と24時時点(142.35円)と比べて19銭程度のユーロ高水準。142.24円付近を下押し水準に1時30分前には142.60円台まで持ち直す場面があった。ただドル円とユーロドルの綱引き状態で方向感は出づらかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.35円 - 144.40円
ユーロドル:0.9866ドル - 0.9977ドル
ユーロ円:141.93円 - 143.60円

(小針)
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