東京外国為替市場概況・8時 ドル円、底堅い

 10日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。8時時点では145.40円とニューヨーク市場の終値(145.25円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。先週7日に発表された米雇用統計が予想より好結果だった流れを受け、週明けのオセアニア時間はドルが全般的に底堅い動き。ドル円は早朝に145.43円まで上昇し、7日高値145.44円に迫っている。

 ユーロドルは上値が重い。8時時点では0.9732ドルとニューヨーク市場の終値(0.9744ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。ドル買いの流れは対欧州通貨でも継続し、ユーロドルは0.9728ドル、ポンドドルは1.1067ドルまで下がり上値が重い。なお、両通貨とも7日安値0.9726ドル、1.1056ドルを辛うじて割り込んではいない。

 ユーロ円はもみ合い。8時時点では141.50円とニューヨーク市場の終値(141.59円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ドル相場となっていることで方向感がなく、141円半ばを中心にもみ合いになっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.17円 - 145.43円
ユーロドル:0.9728ドル - 0.9745ドル
ユーロ円:141.29円 - 141.76円

(松井)
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