米国債市場概況・17日 10年物国債利回り、4.01%に低下
17日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は高い)4.01%で終えた。英トラス政権が9月に打ち出した大規模減税策のほぼ全てを撤回すると表明したことで、英財政悪化への懸念が後退すると英国債相場が急伸。米国債にも買いが波及した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げが続くとの見方が強まる中、債券売りも出やすく上値は限定的だった。
(中村)
(中村)