ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、伸び悩み

 18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。24時時点では0.9850ドルと22時時点(0.9854ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分過ぎに一時0.9876ドルと日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げが続くとの見方が強まる中、ドル買いが入りやすい地合いだ。
 なお、22時15分発表の9月米鉱工業生産指数は予想を上回った一方、10月NAHB住宅市場指数は予想を下回るなど強弱入り混じる結果となった。

 ユーロ円は上昇が一服。24時時点では146.83円と22時時点(146.82円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。22時30分過ぎに一時147.12円と2014年12月以来の高値を付けたものの、買い一巡後はやや上値が重くなった。ユーロドルにつれた動き。

 ドル円はじり高。24時時点では149.07円と22時時点(148.98円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。21時30分過ぎに一時148.89円付近まで下押ししたものの、日米金融政策の方向性の違いから押し目買いなどが入ると再び149円台に乗せた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.19円 - 149.29円
ユーロドル:0.9813ドル - 0.9876ドル
ユーロ円:145.87円 - 147.12円


(中村)
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